
こんにちは。まつです。
「SKE48 6期生 Zepp Nagoya 単独ライブSupported by ゼロポジ 〜今までと、これから〜」2019.09.11に行ってきました。 当初は行く予定ではなかったんですが、行けるようになったので、飛び込みました。
ただ、私は6期研究生の研究生時代はそれほど知りません。それでも、見ていいのか不安はありました。
そんな私の感想になります。
客層

10~20代男子:20%
30~40代男子:40%
50代以上男子:20%
10~20代女子:10%
30~40代女子:10%
50代以上女子:0%
(※SKE48 6期生 Zepp Nagoya 単独ライブでの)
客層はオールスタンディングなので少し若い感じなのかなって印象がありました。あと、大箱だと女性客も多くなる印象がありますね。
会場内には女性エリア等なかったのは、女性は見にくかっただろうなと思いました。次回、大富豪のイベントをやる時はAブロックの前に女性エリアを設けてあげるといいと思います。
A~Eのブロックに分かれていて、ブロック配置は横長に前から順番にA→Eという配置でした。前に詰めていかないので、このブロック配置はいいなと思いました。隙間があれば、前に前に割り込んでいけばいいんですけどね。
それでも、各ブロックの前方エリアはスペースに余裕があったので、もう少し前につめてあげると後方の人もストレスなく楽しめるのかなと思いました。
楽しみ方

ペンライト:あり(推し色)
推しコール:80%
推しリフト:禁止
推しジャンプ:禁止(意外にマンゴーのジャンプはあった)
振りコピ:20%
MIX:60%(種類は基本的なモノ)
モッシュ:禁止
ツーステ:禁止
劇場ではないので、禁止事項も違ってたと思います。あまり、明確に○○禁止とか言われなかったですね。
推しのパートの時にペンライトを頭より上に上げるような感じはありました。私もしていました。
8人しかいないのでメンバーの判別がしっかりできたのでメンバーコールも大きかった感じがします。
ジャンプは「意外にマンゴー」の出だしの所で飛んでる人はいました。
振りコピはやれるほどのスペースはなかったです。
MIXをサークルつくってまでやる感じの人はいなかったですね。
セットリスト

- overture
- 会いたかった
- 恋を語る詩人になれなくて
- 片思いFinally
- オキドキ
MC(自己紹介) - ハートの独占権(北川・青木)北川セレクト
- 抱きしめられたら(C北野・熊崎・竹内)北野セレクト
- 夢でKiss me!(日高)日高セレクト
- 涙の湘南(鎌田・青木・北川・熊崎・井田)鎌田セレクト
MC(選曲理由①) - シアターの女神(C井田)
- 軌跡の流星群(C青木)
- 背中から抱きしめて(C竹内)
- 制服を着た名探偵(C熊崎)
MC(選曲理由②) - 神々の領域
- FRUSTRATION
- 未来の扉
~アンコール(松村香織さん発動)~ - 意外にマンゴー
- Vacancy
MC(公演の感想)
お手紙(宮澤佐江さん⇒北川綾巴さん) - ファンレター
おまけ(オキドキ)
普通のコンサートと比べて「6期単独」という事で、セットリストには注目が自然と集まります。
何といっても印象的だったのは「神々の領域」ですね。元々は1期生のために作られた曲でした。ある意味伝説のメンバーじゃないとできないという印象はこの曲にあったりもします。ナゴヤドームとかでも1曲目に派手な演出でやった曲という印象もあるので。
その他はやると思っていた、6期生(東李苑を除く)が研究生の時の歌『夕立の前』をやりませんでした。おそらく、そこには想いが込められているんだと思います。
それ以外では、パッと聞いただけではどういう思いで選曲したかは分かりませんでした。
・前半部分(1~5曲目)は研究生時代にやってた曲
・中盤(6~13曲目)はメンバーセレクト曲
・後半(14~16曲目)が「これから」を表現する曲?
印象的な曲&メンバー

北川綾巴さん
久しぶりに北川綾巴さんのステージを見ました。私が6期生の中で最も公演を見たメンバーが彼女です。
アンダー出演してバッシングを受けた時代
前に推していた後藤理沙子さんがチームSだったので、チームS公演をよく見に行っていました。2013年当時、北川綾巴さんはそのチームのアンダーで出演していました。それもセンターの松井珠理奈さんのポジションで。
それまでアンダーがセンターをやるというのは異例の事でした。普通はセンターに正規メンバーがスライドで入って、研究生のアンダーはもっと後ろのポジションに入りました。
さらに、ユニットにも綾巴さんは出演していました。慣例としてはアンダーはユニット出演はないというものでした。その慣例を破っての推され方でした。
ユニットは「奇跡は間に合わない」です。これは帽子を投げてキャッチするという振りがあるんですが、当時、彼女はたまにキャッチできずに落としてしまうんですね。私はいつも祈るような気持ちで見ていました。あの振り付けは良くなかったですね。キャッチ出来ないと強烈な失敗体験を植え付けてしまうので。
2013年当時、SKE48の人気は最高潮に達してて、北川綾巴さんへのバッシングはすごいものでした。「推されすぎてる」的な内容のモノでした。実際、綾巴さんもパフォーマンスはダントツでいいというモノでもなかったので、バッシングする気持ちも分からなくはなかったです。
そのバッシング元はチームSのセンターに立てそうな実力のメンバーや、同じく6期のアンダーで出演できそうな実力のメンバーのファンからのものが多かったと思います。だから、6期と言ってもファンの中では、当時はまとまっていなかったのではないのかなと思います。
あの当時のSKE48の人気が北川綾巴さんへは負の作用をもたらしていたように思います。一方で研究生にとっては今の研究生よりも注目が集まりやすく追い風の状態だったと思います。
チーム昇格とパフォーマンスの向上、ついてこない人気
チームにも昇格して、ダンスパフォーマンスはメキメキと向上しました。もともとの運動神経も良いこともあって、素晴らしいパフォーマンスでした。
シングル「12月のカンガルー」にて、SKE48では初めて、松井珠理奈さん以外のメンバーがセンターに選ばれました。宮前杏実さんとのダブルセンターでした。その時は研究生の時ほどのバッシングはなかったように思います。
そうやってSKE48の中で重要なポジション等に選ばれる中で、選挙での順位が中々上がらず、同期や後輩に抜かされるようなこともありました。
AKB48総選挙というのも彼女にとっては重荷になっていたように思います。総選挙って推されじゃない人をファンが推し上げるという意味合いが強いので、推されていた彼女には逆風のイベントだったと思います。
最後となった2018年の総選挙では27位。速報で33位で呼ばれた時の喜ぶ姿がすごく印象に残っています。「こんなに無邪気に喜ぶんだ」と。
以下、2018年総選挙時のスピーチ抜粋。
「私はいつも自分に自信がなくて、でも、今年一年みなさんは根拠のある自信を綾巴にプレゼントしてくれました。それが本当に嬉しかったです。こうして27位のトロフィーを持ってスピーチできている事がすごく幸せです。でも、私が目指しているのは選抜なのでここで諦めずに選抜に入りたいです!」
「大好きなSKE48を、大切なチームSを守り抜いていきたいと思いますので、みなさんついてきて下さい!」
私の思う北川綾巴の魅力
パワフルな安定感あるダンス

足のスタンスを広めにとった安定感があるパワフルな感じのダンスは魅力的でした。マラソンで膝を痛めてしまって、中々見られなくなってしまいましたが。
6期単独Zeppではあまり、そういう姿は見られませんでした。
紅潮する顔と意外に無邪気な表情・行動

公演の後半になると、顔が紅潮してくるのと、表情も柔らかくなった印象があります。今のチームS「重ねた足跡」公演のパレオはエメラルドの時の両手振りのレスを受けたら、全てが記憶からなくなる可愛さです。自分が誰を推していたのかも忘れてしまいます。
ちょっかいを出したりして無邪気な行動もありますね。そういのは6期単独Zeppでもよく見られました。特に、MCの時の隣のおしりんとはイチャイチャしていましたね。ほのぼのとした気持ちで見ていました。
センターの重圧を知るが故の優しさ
センターでの厳しいバッシングを受けたので、特にセンターに立つ子への寄り添い方が優しさにあふれています。後藤楽々ちゃん、井上瑠夏ちゃんなんかは可愛がっていましたね。
あと、映画アイドルで須田亜香里さんがテレビ番組でセンターアンダーを任されたけど、できないという事になった時にずーっと側にいたシーンはとても印象的でした。
逆に言うと他の6期に対しては推されてないけど、自分の力でそれぞれつかみたいモノをつかんできたので、尊敬していたんだなというのがMCで見られました。
以下、抜粋。
「6期みんな、いろいろ1人ひとり大変なことがあったと思うし、本当にがんばり屋さんだなって思うし、私なんか全然何もできてないなって思って…」
神々の領域

元々は1期生の為に書かれた曲です。この曲が始まると会場はどよめきましたね。曲ができた時からタイトルのインパクトがすごいという曲ですね。
曲の荘厳な感じに8人は負けていなかったと思います。曲が曲だけにどういう思いなのかってのは気になりますが。
じゃんけん大会で勝ち得たかったモノがこういう曲が欲しかったという事なのかなと思って見ていました。ある意味、この曲を披露することで6期としての曲をもらう行為も、ひと段落して新たな出発なのかも。
この6期単独Zeppのきっかけになったじゃんけん大会もなくなったようなので、そういう一つの区切りだったのかもしれません。「もし、6期曲があったなら、こうだったかも」という世界を見せてくれたのだと思います。
「マントと白い丸はドコ?」という思いも少しありましたが。
青木詩織さんについて

奇跡の流星群
メンバーセレクト曲パートでの選曲は「奇跡の流星群」でした。これはPassion for youでのCM選抜曲です。「選曲理由はファンの皆さんと勝ち取った曲だったので」ということでした。
新しい魅力を見られるのかと期待したので、少し残念でした。きっと、公演全体の色んなバランスとかもあるので、難しい所なのかもなと思いました。
選曲理由の後のカワイイポイント
この日、彼女が最もかわいいなと思ったのは、先の「奇跡の流星群」の選曲理由を話した後です。他の人が話し始めた時に、緊張が解けたのか、体をひねり始めて、くねっとして唇をかみしめる(よくやる仕草)をした時です。
曲の時とかじゃなくて、申し訳ありませんが、「かわいいいいいいいいい」って思いました。
衣装似合ってた

途中から来ていた、青色の衣装、似合ってました。肩だし衣装が本当に似合いますね。欲を言えば、カタカナの「ハ」の字に広がってるラインが首~肩のあたりにあると尚、いいですね。
お腹出しもキレイなウエストラインでした。ストイックにトレーニングしてなくて、このスタイルってすごいなって思います。
全体感想
6期研究生はほとんど見ていないので、当初は行かない予定だったんですが、急遽いけるようになって参加しました。目的は青木詩織さんを見るという事です。青木詩織さんを見始めて1年くらいの感じです。だから、研究生時代の曲とかはあまり感情移入はできない立場での参加でした。
「これから」部分が弱い
公演の前半はやはり研究生時代の曲、そしてMCでも過去の秘蔵写真を交えてのトークでした。予想はしていましたし、そうなるのはしょうがないので「なるほど」と思いながら見ていました。特に「懐かしい!」とかの特別な感情はないです。
公演タイトルに「~今までと、これから~」にあるように「これから」部分にはすごく興味がありました。それも青木詩織さんの「これから」は一体、何だろうと期待していました。しかし、あまり分かりませんでした。「神々の領域」がそれに当たるのかもしれません。
どうしたら、そこの表現ができるのか考えました。
結果、後輩等を引き連れての個人選曲披露が良かったのかもしれません。(そうしたら単独Zeppの意味がなくなってしまいますが。)しかし、6期単独Zeppとなると、どうしても昔話がメインになるのがしょうがないので、「6期プロデュースZepp」にしておけば良かったのかなと思います。
SKE48の魅力とマストな部分としてイズムの継承というのがあると思います。メンバーが次から次と入ってきて、卒業していく。そうやってメンバーが変わっていっても確かに受け継がれているらしさみたいなのが必要じゃないのかなと思います。
それが、何かが問題じゃなくて、「受け継がれてる」ということが重要なんだと思います。モノは同じじゃなくても時代に合わせて変わっていけばいい。そういう継承の部分に「これから」があるんだと思います。
沸き曲が少なかったのでは
せっかくのオールスタンディングなのに、沸く感じの曲が少なかったんじゃないのかなって思いました。MCが多めだったからかもしれないです。
帰る時にそんなに汗かいてないのが、少し寂しかったです。劇場公演じゃなくて、こういうライブでいつもの盛り上がるこの曲を選ぶのは難しいですね。
「これから」は、あった
この6期単独Zeppを見た後輩からの感想や、「私達も同期でステージ作りたい」という声が、ありました。この事が6期生が新たな歴史をSKE48に作る背中を見せられた「これから」ということなのかなと思いました。
こんな、感じっ!
6期生の前代未聞の挑戦をする姿は、例えテレビから与えられたZepp公演だったとしても、後輩への影響等はあったと思います。
今までなかったモノへの挑戦の姿勢は素晴らしいなと思いました。

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